准教授 加藤孝明 博士(工学)

Associate Professor,
KATO Takaaki,Dr.Eng
経歴
東京大学工学部都市工学科卒業.同大学院工学系研究科修士課程修了.工学(博士).東京大学工学部総合試験所助手,東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻助手,助教を経て2010年4月より現職.
災害シミュレーション技術をはじめとする防災性評価技術,それを社会に結びつける「まちづくり支援技術」の開発を行う一方で,市民協働の防災まちづくりに実践的に取り組んでいる.地震防災を基本としつつ,2004年から気候変動をにらんだ水害リスクを軽減する都市のあり方,まちのあり方について研究を進める.2007年から「復興準備」研究に取り組む.
東京都防災会議地震部会,火災予防審議会,東京都地域危険度測定調査委員会,東京都防災都市づくり推進計画検討委員会,神奈川県被害想定調査委員会等,自治体の都市防災分野の専門委員を務める.また埼玉県都市計画審議会専門部会,荒川区マスタープラン検討委員会等,都市計画分野の専門委員を務める.2008年5月の四川?川地震では,都江堰市の復興計画の国際提案に東京大・慶応大チームの一員として参画.
2012年から都市再生本部有識者ボード防災ワーキングにて業務地区におけるこれからの防災・安全確保についての議論に参加.業務地区における新しい概念の防災のあり方,地域づくりのあり方を実践的に考え,創造しようとしている.
市街地延焼リスク評価技術に対して日本建築学会奨励賞(2001年),地域安全学会論文賞(2007年).防災まちづくりの理論と実践に対して都市計画家協会楠本洋二賞優秀賞(2009年).この他に,長年,協働する「葛飾区新小岩北まちづくり協議会」が取り組む,大規模水害に備えた防災まちづくりに対して「防災まちづくり大賞総務大臣賞」受賞(2014年).
連絡先:kato-t[at]iis.u-tokyo.ac.jp
学位論文
  • 1999年3月 博士(工学)延焼危険からみた市街地の防災性能の評価理論に関する基礎研究
受賞
  • 2001年:2001年日本建築学会奨励賞
  • 2006年:河川環境管理財団河川整備基金平成18年度優秀成果
  • 2007年:地域安全学会論文賞
  • 2009年:日本都市計画家協会楠本洋二賞優秀賞
  • 2008年:全国都市再生まちづくり会議・奨励賞(広域ゼロメートル市街地研究会,NPOア!安全・快適まちづくりとして)
  • 2009年:全国都市再生まちづくり会議・まちづくり賞(広域ゼロメートル市街地研究会,NPOア!安全・快適まちづくりとして)
  • 2014年: 第18回防災まちづくり大賞・総務大臣賞(新小岩北まちづくり協議会として)(2013年度)
研究テーマ: [研究テーマ構造]
  • 新しい都市防災の新展開
    • 地球環境変化もふまえた巨大リスクの地域的共有手法と総合的対策体系の検討
    • 21世紀型都市への再構築におけるリスク低減の組み込み
    • 震災復興を契機とした都市の再構築手法
    • 大規模水害「広域ゼロメートル市街地」における総合的対策~短期的対策から長期的都市づくり構想まで~
    • 業務地区における安全確保計画のあり方
  • 計画案の評価理論・評価システム
    • モデルアプローチによる市街地の防災性評価理論の構築
    • GISによる計画策定支援システムの開発及び普及
      • 地域防災計画策定支援システム
      • 防災まちづくり支援システム
  • 従来型都市防災
    • 市街地の環境評価理論
      • 市街地の防災性能の評価手法
      • 地震被害想定の活用理論
    • 防災計画の計画論
      • 行政の地域防災計画
      • 都市防災都市づくり計画論
      • 都市再生(木造密集市街地の整備)
  • 基礎理論
    • パーコレーション理論(統計物理の理論)
    • 複雑系の科学
    • mathematica, Wolfram Research
  • その他
    • 中国の都市化ウォッチング
    • 自動二輪車による安全・快適.環境にやさしい都市づくり
現在進行中の研究プロジェクト
  • 復興イメージトレーニング
  • 大規模水害浸水対応型市街地形成戦略づくり
  • 災害時の情報共有
  • 自然災害リスクモニタリングプラットフォーム
  • 持続性のある防災まちづくり手法の実践的構築
  • 逆・木綿のハンカチーフの時代の都市像
主な社会活動
  • 日本建築学会:都市計画本委員会委員,都市防災マネジメント小委員会主査(2007-現在)
  • 日本建築学会:地震火災総合対策小委員会幹事(2002-現在),災害委員会委員(2005-現在)他多数
  • 地域安全学会:理事(2009-現在),学術委員会委員(2003-2010),学術委員会委員長(2011-2012)他
  • 都市計画学会:学術委員会委員(2000-2002),防災復興研究委員会委員(2001-2006),四川地震特別研究委員会(2008-現在)他
  • 東京都:防災会議地震部会(2011),火災予防審議会委員(2005-現在),地域危険度測定研究調査委員会委員(2001-2003,2005-2007,2009-),防災都市づくり推進計画検討委員会委員(2008-2009),他多数
  • 埼玉県:都市計画審議会専門部会委員(2005-2006),埼玉県:道づくり懇談会(2005-2007),他
  • 東京消防庁:地域防災力向上方策調査研究委員会,委員長(2006) 他多数
  • 国土交通省:総合技術開発プロジェクト第1分科会委員,第3分科会委員(2002),密集市街地の整備基準のあり方検討委員会委員(2009),景観等地域の特性を考慮した密集市街地整備方策研究会(2009)他多数.
  • 内閣府:民間と市場の力を活かした防災力向上に関する専門調査会,防災まちづくりワーキング,委員(2005)
  • 神奈川県:神奈川県地震被害想定調査委員会,委員,火災分科会部会長(2007-現在)
  • 川崎市:川崎市防災会議専門委員(2002-現在)
  • 国土技術開発センター(国土交通省委託):防災街区整備地区計画技術マニュアル検討委員会,委員長(2006)他多数
  • 防災まちづくり支援システム普及管理委員会・委員長(2004-現在)
  • 防災情報マッシュアップシステム研究会会長(2009-現在)