2008年3月15日 場所:荒川
今回,乗船したのは,葛飾区,江戸川区の2つのエリアからの参加者,NPOメンバー,ワークショップを支える研究者や専門家,行政担当者です.葛飾区から23名,江戸川区から10名,NPO等支援者が22名参加しました.
1.目的~なぜ川から街を見たか~
- 船というツールで,川の水面から,水面よりも低い,わが街を,0メートル市街地を,身体感覚で認識し,考えること.
- 現場に立って観察し,考えることで,テーブルでのワークショップでは得られない,身体感覚を伴った経験を養い,そして同時に,多様な主体が,共通体験する交流の大切さを知ること.
- 多様な主体の交流を行い,クロスヤードを持つこと.
2.見学ルート
葛西海浜公園→荒川を上る→ロックゲートで荒川との水位差を体験→亀戸・大島・小松川のスーパー堤防,千本桜等,川から街を見学→中川水門,上平井水門,川から0メートルのわが街を見学.中川水門あたりで,水面と陸の関係をイメージするルートとしました.
船中座学
荒川を下りながらの船中座学では,各講師をたてて,以下の4点について講話と意見交換を行いました.
- 歴史(川と生活):カスリン台風の被害経験・・・中川榮久講師
- 開発(亀・大・小):避難広場とスーパー堤防・・・竹内直佐講師
- 治水(川の安全):安心対策とこれからの治水・・・石川金治講師
- 水防(水と人):自助,共助,公助のまちづくり・・・加藤孝明講師
3.アンケート
参加者に行ったアンケートの結果を紹介します.