復興イメージトレーニングの方法

復興イメトレはワークショップ形式で行います。

参加者は数人程度のグループに分かれ、グループごとに住民の生活再建のシナリオと市街地復興プランとを想定し、その両者のバランスを議論を通じて調整していくことで復興課題を明らかにすることがワークショップの趣旨となります。


ワークショップ

対象とする場所や被害予想は主催者が提示し、各グループは住民や都市計画担当者という当事者になりきった上で「自分ならどう動くか」のストーリーを想定します。

そして互いに議論を重ねることで実際に被災後に起こりうる対立や問題を仮想的に生じさせる ― つまり「イメージトレーニング」を行うというプログラムが「復興イメージトレーニング」です。

復興イメトレとは、被災・復興の当事者になりきって場面をイメージし
人間の生活感覚・現場感覚を復興準備に反映させるプロセスです。
復興イメージトレーニングの実施は、
・前提となる被害予測・地域特性分析の準備
を経た上で、 の3つのステップで行われます。
次節以降では各段階での詳細について詳しく説明していきます。